ノルウエー公演

 
 4度目のノルウエー


 まさか、4回もくるなんてね


 てか、3回目が済んだとき
 もう海外で演奏するチャンスはないんだろうな
 って勝手に納得してたので
 自分でびっくりした



 今回は
 Magnar Amという
 ノルウエーの現代音楽の作曲家の書かれた
 will this moment ever let go?
 という曲を演奏するためのイベント
 
 イベント自体は
 ノルウエー初の原爆展として
 5年前に行われたものの続編
 
 反核、平和への祈り、として
 今回は、
 ノーベル平和賞の授賞式の会場でありました。
 日本からは、、
 おおたか静流、児嶋佐織 嵯峨治彦 そして私・


 なんか信じれんよね(^^;;

 
 数十人のクワイヤの声を主体とした作品

 
 沢山の声が海みたいに音楽を包み込んで、って、

 そこへ
 おおたか静流の声
 嵯峨治彦の馬頭琴
 児嶋佐織のテルミン
 二人のヨーロッパのアコーディオン弾き
 ハープ奏者のエレン
 テノールのニョールが
 
 その海で踊るっていう感じだったかな

 見事な演奏だったと思います


 最後の最後
 満員のお客さん達が、、笑いながら、、
 音を立てながら椅子から立ち上がってスタンディング・オベーション


 ずっと拍手してくれてる
 笑顔の外人の人たちの顔みながら
 「おっと、ここでは俺が外人なんだなあ」って 
 不思議な気分になりました


 でも、自分のことはさておいても


 今回の作品
 マグナの曲
 クオリティのすごさは、ありえないくらいだと思ったっす


 あの広い会場をみごとに使い切った
 パフォーマンスは
 もっといろんな場所で見られ聞かれるベキだと思った


 これからノルウェーで2回目の公演をして


 夏には日本で、数度あるそうです


 そこに僕が選ばれるかどうかはしらないけど


 この作品の希有なクオリティは
 もっと知られてほしい、って
 本番中から泣きそうに感動してました

 
 あの文化を生んだ
 ノルウェーの歴史と土壌に
 最大級のリスペクトを送ります!